藤井しんすけの「すぐ動く。あなたの明日をつくる。」

平成23年1月26日号【通常国会開幕】


 第177通常国会が召集され、今日から代表質問が始まりました。これから、来年度の予算審議が行われますが、「闘う野党・公明党」として、我が党国会議員が論戦に挑みます。政府・民主党に対し、「突っ込みどころ満載」の国会ですので、政策論争を大いに期待したいと思います。

 それにしても政府・民主党の来年度予算案を見て、多くの方が不安を覚えておられると思います。何よりも、何の展望もなく、2年連続して、税収よりも国債発行額が上回る予算案であることです。次世代にツケを回し、何とか「その場しのぎ」をしようとしています。また、税と社会保障の一体改革や「政治とカネ」の問題など、本気で国の将来を考えているのか?と思わざるを得ません。

 先日、地域に住む高齢者の新年会があり、親しくお話をさせていただきました。昨年の秋頃は「私達のこれからの生活はどうなるのだろう?」という声が多かったのですが、最近では「この国はどうなってしまうのか?」と我が事より国の先行きが心配だ、と話されています。昨今の「タイガーマスク(伊達直人)現象」のように、あらためて、ともに「支え合う」社会が大事であると痛感します。

 「贈呈するのが伊達直人、増税するのが菅直人」。将来の社会保障制度に対し何も示さずに形だけの協議の呼びかけで、「増税路線ひた走り」の民主党政権に対し、「政策創造集団・公明党」のネットワークで、地方から大いに声をあげてまいります。


平成23年1月11日号【地域と火災予防】


 今週は寒さが一段と厳しくなってきました。空気も大変乾燥していますので、くれぐれも火災等にご注意下さい。

 さて、昨年の横浜市の火災状況(速報)を見ますと、火災件数は960件で平成21年と比べて50件減。火災等で亡くなられた方も4人減でした。しかし、焼損床面積は2,262平方メートルの増で、負傷者も28人の増でした。火災の主な原因を見てみると、【1】放火(疑いも含む)、【2】たばこ、【3】食用油過熱出火、【4】こんろ、【5】火遊び、だそうです。

 私の地元である神奈川区を見てみると、火災件数は67件で平成21年と比べて4件増。火災等で亡くなられた方は3人で2人増でした。そして焼損床面積は330平方メートルの増で、負傷者も3人増えています。火災の主な原因は・放火(疑いも含む)、【1】たばこ、【2】こんろ、【3】火遊び、【4】食用油過熱、となっています。

 火災を減らす取組みとしては、火災報知機や消火器を設置する、防炎製品を使用する、寝たばこをしない、火の元から離れない、燃えやすいものを近くに置かない、など様々あります。あくまでも「自分の身は自分が守る」が基本ですが、万一に備えて、日頃からの「声かけ」が何と言っても大切です。それぞれの地域でお互いに声を掛け合いながら、みんなでわが町を守り、火災件数を減少させていきましょう!

 消防関係者の皆さんには、日夜、私達の「生命・財産」を守っていただき感謝致しますとともに、引き続きご尽力をお願いします。


平成23年1月4日号【新年を迎えて】


 新年明けましておめでとうございます。本年もどうか宜しくお願いします。

 昨年末、政府は、平成23年度税制改正大綱を決定しました。しかし所得控除や相続税率の見直しなどで個人には5800億円を超す増税を求めながら、企業には法人課税の5%引下げで実質7000億円を超える減税を行おうとしています。

 しかも、今回の法人税減税の恩恵を受けられるのは、あくまでも黒字企業だけです。中小企業を含めた全法人の7割超が赤字となっている厳しい現状では、減税効果は全く不透明です。

 また、子ども手当やガソリン税の暫定税率廃止、高速道路料金の無料化など、政府・民主党が掲げてきた目玉政策の議論を聞くと、一貫性に欠け、足りない財源探しに右往左往するだけで、政治理念なき民主党の体質がより浮き彫りになりました。

 相変わらず菅首相のリーダーシップもなく、党内は「バラバラ」で「国民の生活が一番」といえるでしょうか。皆様も感じておられるとおり、すでに民主党マニフェストは破たんしているといっても過言ではありません。

 私達公明党は結党以来、一貫して、地域に根を張り活動してきました。大事な本年、私は「安心・安全の推進」、「新しい福祉の確立」、「最先端医療体制の構築」、「青少年の健全育成」、「環境に優しい未来づくり」を中心に、どこまでも県民生活を守るとの視点に立ち活動をしてまいります。


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