大神地区周辺の道路整備について

藤井しんすけ質疑

質疑を行う藤井しんすけ

 大神地区周辺の道路整備としては、地区の東側に仮称・ツインシティ橋が計画されており、これが整備されれば、相模川の渡河部で発生している交通渋滞の緩和に貢献するとともに、大神地区から圏央道へのアクセスを飛躍的に向上させることから、広域的な集客が期待できる。また、地区の西側には、国道129号から西に伸びる「伊勢原大神軸」とその先を南北に結ぶ「平塚愛甲石田軸」の言われる道路に軸の計画があり、これが整備されれば、大神地区と伊勢原や厚木方面との連携や交流が促進される。
 ツインシティ橋と道路2軸の整備は、大神地区はもとより、県央・湘南地域全体の経済発展につながる大変重要な事業である。

 そこで、大神地区周辺で計画されている、仮称・ツインシティ橋と道路新宿の整備に向けた、これまでの取り組みと今後の取り組みについて、所見を伺いたい。

県土整備局長答弁

答弁を行う県土整備局長

 仮称・ツインシティ橋と、大神地区周辺で計画されている「伊勢原大神軸」、「平塚愛甲石田軸」の、いわゆる道路2軸は、県央・湘南地域の交流を促進し、平塚市の新たな「北の核」である大神地区の発展にも寄与する、重要な路線です。
 まず、ツインシティ橋の取組です。
 ツインシティ橋の事業は、相模川を渡る橋梁と、その両側の道路を、一体として整備するものです。
 寒川側の圏央道とJR相模線を連続して立体交差する難しい箇所について、高速道路会社等と調整を重ねてきましたが、このたび合意に至ったことから、先月、地域の方々にご説明し、橋梁や道路の位置、幅員について、ご理解を頂きました。
 今後、整備に向けた都市計画の手続を、令和5年度内に完了させ、その後、用地取得のための調査等に、着手したいと考えています。
 次に、道路2軸の取組です。道路2軸のうち、大神地区の周辺区間については、これまで地元市が、長年にわたり検討を重ね、道路整備に伴う効果等が明らかになりました。
 こうした結果や、大神地区で企業立地が進む状況も踏まえ、県は、整備に向けて取り組むこととし、現在、この区間にある市道や河川との交差を考慮し、道路を通す詳細なルートについて、検討を進めているところです。
 今後、令和5年度内に関係機関と調整を行った上で、検討を取りまとめ、その後、都市計画の手続に着手したいと考えています。
 このように県は、県央・湘南地域の交流を支え、地域の発展に寄与する、ツインシティ橋と道路2軸の整備に向け、しっかりと取り組んでまいります。

戻る